日本公衆衛生看護学会誌
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活動報告
離島における5年間の地域診断実習は地域住民や保健師に何をもたらしたか
―地域診断実習を受け入れた住民や保健師の思いと行動および保健活動の変化―
小林 恵子成田 太一齋藤 智子
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2022 年 11 巻 1 号 p. 46-54

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抄録

目的:離島において,住民や保健師と協働し地域診断実習を実施し,住民および保健師の意識や行動,保健活動の変化を明らかにすることにより,実習への示唆を得ることを目的とした.

活動方法:2012~2016年度までの5年間,地域診断実習を実施し,最終年度の実習終了後に,住民代表者5人,保健師6人を対象にフォーカス・グループ・インタビューを行い,実習を受け入れたことによる思いや行動,保健活動の変化について明らかにした.

活動結果:住民代表者からは【住民の健康意識の高まりと実践】【学生と住民との交流による地域の活性化】等の3つのカテゴリが生成された.保健師からは【実習を契機とした集中的な地区活動の展開】【保健師としての活動の原点への気づき】等の5つのカテゴリが生成された.

考察:離島における5年間の地域診断実習により,住民の健康意識の向上と地域の活性化,保健師の実習を契機とした集中的な地区活動の展開と活動の原点の気づきにつながったと考えられる.

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