日本公衆衛生看護学会誌
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活動報告
一自治体における生活習慣病予防教室の運営・継続参加に向けた専門職スタッフの支援内容
酒井 久美子安田 貴恵子御子柴 裕子
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2020 年 9 巻 1 号 p. 37-44

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抄録

目的:自治体で取り組む生活習慣病予防教室の運営・継続参加に向けた専門職スタッフの支援内容を明らかにし,終了後も継続した活動に結び付けるための支援の特徴を検討した.

方法:教室に携わる専門職スタッフ(保健師,管理栄養士,健康運動指導士,歯科衛生士)各1名に半構成的面接調査を実施した.教室で大切にしていた考え,その考えのもとに行った支援を聞き取り,内容を質的帰納的に分析した.

結果:専門職スタッフの支援は「生活改善への動機づけと行動化」,「教室終了後も活動を継続できるグループ力の形成」,「専門職スタッフの一員としてのマネジメント」等であった.

考察:専門職スタッフは,生活改善への動機づけと行動化を高めるためにグループの力を形成し,メンバー同士の関係性に働きかけていた.それぞれの専門職が捉えた情報を発信して,互いに共通の情報を把握していることはチームでの役割の認識と行動化につながったと考えられる.

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