日本公衆衛生看護学会誌
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研究
健康づくり自主活動参加者が捉える活動参加による変化と地域活動への参加との関連
織田 遥菊地 眞海山内 菜実竹中 響阿部 弥喜大市 美希大西 竜太平野 美千代
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2020 年 9 巻 3 号 p. 146-155

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抄録

目的:健康づくり自主活動参加者が捉える活動参加による変化と地域活動への参加の関連を明らかにする.

方法:A市B区の健康づくり自主活動の参加者152名を対象に,無記名自記式質問紙調査を行った.調査内容は基本属性,所属活動グループの特性,健康づくり自主活動参加による活動内での変化,地域活動への参加状況で構成し,地域活動への参加頻度を従属変数とする多重ロジスティック回帰分析を行った.

結果:健康づくり自主活動参加による活動内での変化として,7割以上が友人の増加,友人との仲の深まり,情報量の増加,社交性の向上,主体性の向上を捉えていた.情報量の増加(OR=5.064),社交性の向上(OR=7.598),主体性の向上(OR=3.231)を認識した者ほど,地域活動への参加頻度の増加を捉えていた.

考察:健康づくり自主活動参加者は,能動的な活動への参加を通じて社交性や主体性の向上を実感できることで,地域活動への参加を拡大できる可能性がある.

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