京都大学農学部植物病理学研究室
1959 年 24 巻 4 号 p. 229-233
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紫外線殺菌灯の実用化に際して問題になる点を検討した。紫外線殺菌灯は低温の部屋で照射した方が有効紫外部の輻射能率はよいが, 供試細菌の感受性は高温において高くなる。しかし感受性の変化よりも輻射能率の変化の方が大きいので, ある程度低温で照射した方がよい。しかして人工太陽灯と殺菌灯とを併用した場合に殺菌効果が高く, 可視光部は抑制的に働かないでむしろ協力的である。包装紙としては防湿セロファンよりも普通セロファンの方が紫外線吸収が少なく, 実用的である。
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