日本植物病理学会報
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インゲンおよびイタリアンライグラス葉上の気孔の開口におよぼすコロナチンの影響
美濃 羊輔松下 恭樹酒井 隆太郎
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1987 年 53 巻 1 号 p. 53-55

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抄録
ソラマメおよびイタリアンライグラスの葉を用いて,気孔の開口におよぼすコロナチンの影響を調べた。ソラマメの気孔の開度はコロナチンの濃度が高まるにつれ増大し,10-6Mで最大に達した。またコロナチンによる気孔の開口は,処理1時間後に認められた。イタリアンライグラスの場合にも,コロナチン処理により著しい気孔の開口が認められた。
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