抄録
ラテックス凝集反応法(LF)とProtein A-coated latex-linked antisera法(PALLAS)によりZYMV(分離株169)の検出試験を行った。マイクロプレートのウェルを反応槽として用い,25C下で15分間の振とう,30分間の静置を行い,反応の有無を判定した。純化ウイルスはLF法により25μg/ml, PALLAS法により0.1μg/mlまで検出された。罹病カボチャ葉の搾汁液では,前者の検出限界は500∼1,000倍希釈,後者のそれは4,000∼5,000倍希釈までであった。PALLAS法はLF法より感度が優れており,本ウイルスの検出法として有用であると考える。