日本植物病理学会報
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サトウキビ葉焼病菌の生成する毒素
P. VENKATASUBBAIAH甲元 啓介尾谷 浩濱崎 敞中島 廣光外間 数男
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1987 年 53 巻 3 号 p. 335-344

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抄録
サトウキビ葉焼病菌Stagonospora sacchariは,柄胞子発芽や菌糸伸長時に,2種類の壊死斑形成毒素IおよびIIを生成・分泌した。それぞれのUV, IR, MS, NMRスペクトルなどの解析によって,毒素Iは6-メチルサルチル酸,毒素IIは(+)-エポキシドンと同定された。感受性サトウキビ葉における壊死斑形成最少濃度は前者で30μg/ml,後者で25μg/mlであった。中度抵抗性品種ではいずれも約250μg/mlであった。両毒素は葉組織からの電解質の異常漏出を誘導し,その主なカチオンはK+であった。供試サトウキビ品種の胞子接種による本病罹病性の程度と毒素感受性との間には高い正の相関が認められた。
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