日本小児呼吸器疾患学会雑誌
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縦隔気腫及び皮下気腫を合併した神経性食欲不振症の一例
清水 俊男荒川 泰子川尻 美和細谷 まち子牛久 英雄
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2002 年 13 巻 2 号 p. 152-155

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抄録
神経性食欲不振症に縦隔気腫, 皮下気腫を合併した13歳の女子中学生の症例を経験した。患児は体重減少を心配した両親に連れられて受診。受診時は身長146.5cm, 体重24.9kg (肥満度-40%) であり, 神経性食欲不振症を疑われ同日精査入院となった。入院時の画像検査で縦隔気腫と頸部から肩甲部にかけての皮下気腫を認めた。床上安静のみにて約2週間後に気腫は消失した。気腫は低栄養による軟部組織の脆弱性に起因すると考えられ, 神経性食欲不振症の合併症の一つとして注意が必要であると考えられた。
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