生理心理学と精神生理学
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GO/NO-GO課題における反応停止判断とNO-GO電位潜時
岩木 信喜宮谷 真人
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2003 年 21 巻 3 号 p. 245-252

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抄録
本研究の目的は, GO/NO-GO課題で出現するNO.GO電位の頂点潜時が, 刺激呈示から反応停止の判断 (NO-GO判断) が行われるまでの時間と関連するのかどうかを検討することである.刺激は, 中央の標的文字の両側にそれと同じノイズ文字を付加した一致刺激 (HHHHH, SSSSS) と, 異なるノイズを付加した不一致刺激 (SSHSS, HHSHH) であった.この場合, 一致刺激のNO-GO試行ではすべての文字がNO-GO判断を促進するが, 不一致刺激では, ノイズ文字によってGO判断が促進される結果, NO-GO判断までの時間が遅延すると考えられる.したがって, もしNO-GO電位潜時がNO.GO判断までの時間と関連するなら, その潜時は一致刺激よりも不一致刺激に対するほうが長くなるはずである・14名の右利きの被験者 (18-27歳) がボタン押しによる視覚性GO/NO-GO課題を行った.実験の結果, NO-GO試行のフォールスアラームの比率は不一致刺激に対するほうが大きかったので, ノイズ文字がGO判断を促進したことが確認された.このとき, NO-GO電位潜時は不一致試行の方が長かったので, 上の仮説は支持された.
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© 日本生理心理学会
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