挿入休憩期間の長さの関数としての両側レミニセンスと通常レミニセンス
			
			
			
			ジャーナル
		フリー
				1968 年
 38 巻
		6 号
		p. 322-326
				
				
			
	詳細
	
		
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				発行日: 1968/02/10
				受付日: 1967/08/03
				J-STAGE公開日: 2010/07/16
				受理日: -
				
						早期公開日: -
				
				改訂日: -
			
- 
					訂正情報訂正日: 2010/07/16
							訂正理由: -
							訂正箇所: 論文抄録
							訂正内容: 訂正前 : Grice & Reynoldsの手続に準じて, 挿入休憩期間の長さの関数としての両側および通常のレミニセンスの比較から, IRの位置づけを書記タスクを用いて調べた.
 挿入休憩が5, 10, 15, 30, 60, 120, 300secであったBn条件7グループと, 5, 60, 300 secであったCn条件3グループからなり, 1試行30secの作業を, 練習4試行, 転移前15試行, 転移後5試行を与えた. 転移前作業としてBn条件は左手で, Cn条件は右手で書記し, 練習および転移後期間では両条件とも右手書記であった.
 練習最終試行に対する転移後第1試行の増分量は, 休憩の長さの関数として負の加速の増加傾向を, 両条件とも平行して示していた. その漸近線の到達は, Grice & Reynoldsに較べて早かった. C5グループに有意なレミニセンスを認めたが, C60, C300グループよりも有意に低かった. 転移後第1試行では, Cn, Bn両条件とも, 挿入休憩の長さの差が, 期待したほど有意にあらわれなかった. 転移前のみならず転移後遂行に, Cn条件がBn条件に有意に勝っていた.
 これらの結果は, Grice & Reynoldsの結果と基本的に類似していたといえる. したがって, 禁止は中枢部および未梢部に定位されるとの2要因説が否定されなかった. 彼等の結果と相違した理由として, タスク材料, 脱制止, 目標水準, 獲得水準などから検討した.
 
 
 
		 
		
		
		
		
		
	 
	
 
	
	
	
	
	
		
		
			
			
			
			
				
					
						 
						
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