日本農村医学会雑誌
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症例報告
連続皮下ブドウ糖濃度測定を施行した低血糖症状の無い胃全摘術後の3症例
山脇 孝濱田 奈穂子張 杰山口 恵里小室 宏
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2019 年 68 巻 1 号 p. 64-70

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抄録
 低血糖症状の無い胃全摘術後3症例でフリースタイルリブレプロ®を使用しグルコースモニタリングを実施した。症例は年齢75±3歳,全例男性,術後経過期間3.3±2.9年,随時血糖値115±45mg/dLであった。測定期間中におけるセンサーグルコース値(SG値)は最高337±54mg/dL,最低44±8mg/dL,3例中2例では測定下限値の40mg/dLであった。α-グルコシダーゼ阻害薬投与後には全例で最高値・最低値・180mg/dL以上である時間帯割合の改善を認めた。SG値が70mg/dL未満であった時間帯の割合は2例で増加したが,同時間帯における平均値は投与前より上昇し60mg/dL未満の時間帯割合も減少していた。モニタリング中に実施した血糖自己測定および食事負荷試験での血糖値とSG値によるコンセンサスエラーグリッド分析では,全てのデータが臨床的に安全域とされるAゾーンとBゾーンに入っていた。
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© 2019 一般社団法人 日本農村医学会
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