抄録
血清GOT, GPT活性値と食物摂取パターンの関係について, 健康な青年男子146名を対象に調査した。対象者の食物摂取パターンは, 因子分析を用して解析した。その結果, 六つの因子が抽出されたがそのうち寄与数がもっとも高い第1因子は肉類, 魚介類, 卵類, 乳類に正の高い因子負荷量が認められ「動物性関連食品因子」と推察された。また第2因子は, 米類が正の, 小麦類が負の高い因子負荷量を示し「米飯-パン・麹類型因子」であると思われる。
統計的に有意な相関が, 血清GOT活性値と第1因子 (P<0.01), 血清GPT活性値と第1因子 (p<0.01) および第2因子 (p<0.05) との間に認められた。以上の結果から, 血清GOT, GPT活性値は摂取食物パターソの影響を受けといることが認められた。