リハビリテーション医学
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錘内筋の組織化学的観察
特に除神経による影響
吉田 和也原田 義昭広畑 和志
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キーワード: 錘内筋, 除神経筋
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1984 年 21 巻 4 号 p. 243-246

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抄録
ラット下肢筋にATPase染色を行ない,その錘内筋を観察した.左下肢筋は坐骨神経圧挫によって除神経状態とし,右下肢筋は正常群として温存した.錘内筋はtype 1線維とtype 2線維に分類し,その横断面積を計測した.
1) 標準的ラット筋紡錘は3本のtype 1線維と1本のtype 2線維より成り,type 2線維は4本のうち3番目の大きさである.
2) 除神経状態においてはtype 1線維は萎縮し,type 2線維は膨化する.
3) 除神経後type 1線維は萎縮後神経再支配に伴い大きさを増し,type 2線維は膨化後神経再支配に伴い縮小し,再びtype 1線維より小さくなる.
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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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