The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『がんのリハビリテーション エビデンス&プラクティス』
脳腫瘍・頭頸部がんのリハビリテーション
鶴川 俊洋生駒 一憲
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2016 年 53 巻 2 号 p. 124-129

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抄録
 脳腫瘍のリハビリテーション(以下,リハ)のガイドライン(以下,GL)作成におけるクリニカルクエスチョン(以下,CQ)は,①評価,②運動障害,③高次脳機能障害であった.脳腫瘍では進行性である場合が多いこと,全身状態が不良となる危険性が高いこと(特に転移性脳腫瘍)に注意する.頭頸部がんのリハのGLの作成におけるCQは10項目で,術後摂食嚥下障害,術後音声発話障害・代用音声獲得,放射線療法中・後の摂食嚥下障害・倦怠感,頸部リンパ節郭清術後の副神経麻痺に大別された.頭頸部がんのリハは手術の内容(切除範囲,再建内容)・術後創部の経過・放射線治療に影響される部分があるが,基本的には治療前からのリハ介入が望ましい.
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© 2016 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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