The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『リハビリテーション医療におけるジェンダーの視点』
リハビリテーション科女性医師の視点
浅見 豊子
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2017 年 54 巻 5 号 p. 367-371

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抄録

2015年12月に第4次男女共同参画基本計画閣議が決定され,2016年4月には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が完全施行されるなど,「すべての女性が輝く社会」をスローガンに,女性の活躍を加速させることが政府の重点方針となっている.しかし,現実には今なお男女における性差が存在し,一般社会のみならず医療界,そしてリハビリテーション(以下,リハビリ)科女性医師も『ジェンダー』の不理解により生じている諸問題を抱えている.リハビリ科女性専門医ネットワーク(RJN)としては,リハビリ科女性医師がさらなる活躍の場を得るために必要な,多様で柔軟な働き方への取り組み,採用・登用の推進のための取り組み,教育への取り組み,支援体制や職場環境整備への取り組みなどに向けた活動を継続している.

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© 2017 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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