The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Online ISSN : 1881-8560
Print ISSN : 1881-3526
ISSN-L : 1881-3526
特集『より安全なスポーツ復帰をめざすリハビリテーション診断・治療』
膝前十字靱帯損傷
木村 由佳石橋 恭之津田 英一
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 56 巻 10 号 p. 784-790

詳細
抄録

膝前十字靱帯(ACL)損傷は大多数がスポーツ活動中に発生する.治療としては,再建術が行われており,近年,手術手技には種々の改良が加えられ,安定した術後成績が期待できるようになった.一方で,スポーツ復帰後の再損傷やパフォーマンスの回復など,安全なスポーツ復帰という点に関しては,いまだ解決されていない課題が残されている.再損傷には複数の因子の関連が考えられているが,危険因子の1つとして不良な神経筋コントロール機能が,術後も長期間にわたり継続していることが指摘されている.不良な動作パターンは介入を行うことで修正可能であると考えられ,再損傷の予防を考慮したリハビリテーション治療が重要である.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top