The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『リハビリテーションロボットの運用と今後の可能性』
接触情報のリハビリテーション医療への応用
野崎 貴裕小川 愛実
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ジャーナル 認証あり

2023 年 60 巻 11 号 p. 966-973

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抄録

われわれ人間は,五感によって,この現実世界を知覚している.中でも,触覚は能動的に外部の状況を変え得る唯一の感覚であり,聴覚と視覚に次ぐ第3の感覚技術として今後の実用化が期待されている.本稿では,動作の伝送・記録・再現を可能にする力触覚技術「リアルハプティクス」の概要について紹介をした後,力情報のリハビリテーション領域,特に生活空間設計における活用の可能性について述べる.

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© 2023 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会

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