新潟大学医学部内科学第2講座
1996 年 34 巻 9 号 p. 1003-1008
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43歳女性. 麻酔導入薬の使用時に発見された肺胞低換気の精査目的で当科に入院. 神経学的および呼吸生理学的検査により中枢性肺胞低換気症候群と診断されたが, MRI, 血管造影で両側椎骨動脈の異常拡張, 蛇行による延髄腹側の圧迫を認め, 責任病変の可能性が疑われた. 夜間の人工呼吸管理により肺胞低換気は改善した. 在宅人工呼吸を導入し, 日中の生活に異常なく, 通院中である.
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