日本放射線技術学会雑誌
Online ISSN : 1881-4883
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放射線障害と医療用放射線被曝
WALTER J. RUSSELL
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1976 年 31 巻 6 号 p. 579-591

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抄録

広島, 長崎における放射線検査の状況および医療用X線による被曝線量の測定によって, X線検査の手技に不適当な点が数多くあることが示された.これらの点を改善することによって, 患者および検者の被曝線量を著しく減少させられる.被曝線量の軽減が急を要する理由として, 最近の放射線影響に関する実験的研究および原爆放射線による後障害を例にあげることができる.これらの研究のうち, 幾つかの報告では, これまでに考えられていたより, 低い線量で放射線障害が発生する恐れがあることが示されている.患者および検者の線量を効果的に減少させるための手引き, および注意事項を述べる.

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© 1976 公益社団法人 日本放射線技術学会
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