日本放射線技術学会雑誌
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100. 胸部単純写真の視覚評価第 10 報 : 観察光源の変化によるクリアーベースとブルーベースフィルムの比較(画像理論-4 胸部写真の視覚評価)
山口 道弘樋口 勝己谷口 義則藤岡 富雄錦織 光司青井 利行浅井 利行森 秀世
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1991 年 47 巻 8 号 p. 1135-

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抄録

輝度分解能は、観察光源の変化に関わらずクリアーベースフィルムがブルーベースフィルムより高く縦隔部においてその傾向が著しかった。分光透過率の結果からもブルーベースフィルムはクリアーベースフィルムに比べて光源変化による影響が大きく昼光色光源では特にその傾向が見受けられた。これらの要因がクリアーベースフィルムのBRH法での高い解剖評価(特に縦隔部において)につながったと考えられる。またクリアーベースフィルムブルーベースフィルムそれぞれに最も合致した観察光源をBRH法の結果及び分光透過率、相対色温度から検討した結果、視覚評価と相対色温度の関連性が示唆された。

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© 1991 公益社団法人 日本放射線技術学会
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