日本放射線技術学会雑誌
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169. 胃集団検診のディジタルラジオグラフィ (I. I. -D R) 化について(造影撮影-2 胃 (2))
田ノ岡 征雄松浦 ひとみ今村 浩志石井 信江浅井 英雄小川 雅男寺西 敏美下浦 義広伊藤 博青木 久敏
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1992 年 48 巻 8 号 p. 1253-

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抄録

(有用性)1.低線量で撮影でき、高圧撮影による被曝低減が可能2.リアルタイムCRT表示で即時画像確認が可能3.画像処理による診断能の向上4.データファイリングの容易化5.検査効率向上(CRT診断、現像不要)今後、I.I.-D Rシステムは、磁気ディスクの大容量化など装置の改良が必要で、また、高マトリックス化による解像力の向上が望ましいが、スクリーンフィルム系よりコントラスト分解が優れ、有用性も多く、その他の撮影にも応用が期待される。

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© 1992 公益社団法人 日本放射線技術学会
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