日本臨床外科学会雑誌
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症例
膵十二指腸動脈瘤破裂に対するTAE後に十二指腸狭窄をきたした1例
久世 真悟北村 宏伴野 仁中澤 秀雄林 英司伊藤 靖
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2007 年 68 巻 1 号 p. 91-94

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抄録
症例は66歳, 男性. 腹痛を主訴に近医受診. ショック状態となり当院救急紹介. 来院時収縮期血圧66mmHgで上腹部を中心に腹部全体に圧痛および筋性防御を認めた. 腹部CTにて膵頭部背側, 小腸間膜に広がる後腹膜血腫を認め, 膵頭部下方に造影剤のextravasationを認めた. 血管造影にて膵十二指腸動脈瘤の破裂と診断しコイルによる塞栓術を施行した. TAE後, 血腫の圧迫による十二指腸狭窄が出現し, 絶食, 経鼻胃管, 高カロリー輸液にて保存的に治療していたが, 深在性真菌症を発症した. 抗真菌剤による治療とともに, 十二指腸狭窄も保存的に軽快した.
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© 2007 日本臨床外科学会
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