和泉市立病院外科
2007 年 68 巻 3 号 p. 578-581
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症例は85歳, 男性. 吐血を主訴として当院受診し, 精査目的にて入院となる. 胸部X線撮影, 上部消化管造影にて横隔膜弛緩症に合併した胃軸捻転症と診断. 内視鏡的に整復を試みたが不可能であったために手術を行った. 患者は高齢であったが, 経胸的, 経横隔膜的アプローチによる胃の整復後, 横隔膜の縫縮, および内視鏡的胃瘻造設術の手技を用いた胃固定術により良好な結果を得たので, 若干の文献的考察を加えて報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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