がん・感染症センター都立駒込病院外科
がん・感染症センター都立駒込病院病理科
72 巻 (2011) 2 号 p. 298-303
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症例は40歳,フィリピン人女性.主訴は左乳房腫瘤の自覚であった.視触診,マンモグラフィー,超音波検査より乳癌を疑い穿刺吸引細胞診を施行したが,肉芽腫性の変化が観察されたのみで確定診断が得られなかったため,切除生検を施行した.組織学的所見にて乾酪性壊死を伴う肉芽腫性病変が観察された.喀痰・胃液培養は陰性であり,肺病変も認めなかったが乳房内結節病変のPCR検査にて結核菌が証明され乳腺結核と診断した.乳腺結核は稀な乳腺疾患であるが,乳癌に近似した画像所見を呈することもあり鑑別疾患として重要である.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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