日本臨床外科学会雑誌
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臨床経験
腹壁ヘルニアに対するメッシュ修復術における工夫
川崎 誠康豊田 翔山本 昌明水村 直人今川 敦夫亀山 雅男
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2012 年 73 巻 5 号 p. 1054-1058

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抄録
腹壁ヘルニアメッシュ修復術は再発率が低く有効であるが,特有の合併症がある.今回メッシュ表層を組織で被覆する術式の有用性を示した.対象・方法:当科で2007年1月-2010年3月に腹壁ヘルニアをコンポジックスメッシュ(CM)を用いて修復した28例.ヘルニア概要・周術期経過・合併症・再発について従来法(原法CM修復)3例とメッシュ表層を被覆した方法(変法CM修復)25例とを比較検討した.結果:ヘルニア門長径・手術時間・出血量・術後入院期間は2群間で特に差は認めなかった.合併症率は原法100%,変法16%で,特に漿液腫は著減した.結語:メッシュ上層を生体組織で被覆する工夫により,術後合併症発生率は改善され,有用であった.
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© 2012 日本臨床外科学会
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