日本臨床外科学会雑誌
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症例
腹腔鏡下に切除した腰椎腹腔シャント留置S状結腸癌の1例
加藤 航司仲地 広美智比嘉 聡嘉藤 小枝子川上 浩司屋良 敏男
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2018 年 79 巻 4 号 p. 844-848

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抄録
症例は59歳,男性.便潜血陽性精査でS状結腸癌と診断した.クモ膜下出血に続発した正常圧水頭症に対して,腰椎腹腔シャント(LPS)を留置されていた.術前に逆流防止機構付きLPSチューブであることを確認し,通常気腹圧で安全に腹腔鏡下手術が可能と判断した.術中にLPSチューブを上腹部の腹壁に固定後,D3郭清を伴うS状結腸切除術を施行した.経過は良好で,術後12日目に退院した.逆流防止機構付きLPSチューブ例では,安全に腹腔鏡下手術が可能と思われた.
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© 2018 日本臨床外科学会
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