日本臨床外科学会雑誌
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症例
腹腔鏡下切除した後腹膜原発機能性傍神経節腫の1例
西田 洋児森山 秀樹川上 恭平吉田 周平竹村 博文高畠 一郎
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2018 年 79 巻 5 号 p. 1100-1105

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抄録
患者は45歳,女性.健診目的で施行された腹部超音波検査にて,後腹膜腫瘍を指摘され紹介となった.後腹膜原発機能性傍神経節腫と診断し,腹腔鏡下腫瘍摘出術の方針となった.術前にα-blockerの内服を行い,術中は動脈圧ライン,中心静脈カテーテル,Swan-Ganzカテーテルを用いて厳重な血圧管理を行いながら手術を施行した.腹腔鏡の拡大視効果により腫瘍血管を安全に処理することが可能であり,周術期に血圧変動は認めなかった.腹腔鏡下に安全に切除可能であった機能性傍神経節腫の1例を報告する.
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© 2018 日本臨床外科学会
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