日本臨床外科学会雑誌
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症例
ICG蛍光造影法にて皮膚再発病変を確認した乳癌の1例
岡本 真穂長内 孝之佐藤 栄吾笠原 舞小田 剛史
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2019 年 80 巻 4 号 p. 686-688

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抄録

インドシアニングリーン(以下ICG)蛍光造影法にて局所再発病変を確認した乳癌を経験したので報告する.

症例は,69歳の女性.57歳時に右乳癌(cT2,35mm,N0,M0)に対して術前化学療法(EC/Doc)実施後,乳頭乳輪温存皮下乳腺切除,同時組織拡張器挿入(一次二期再建実施)を施行した.術後ホルモン治療を終了し,経過観察中,術後12年目に同側B領域皮膚に軽度の硬結を認め,生検にて乳癌の局所再発と診断した.インプラントの影響で皮膚の数箇所に瘢痕を認めて多発病変との鑑別を要したため,ICG蛍光造影法を用いた術中ナビゲーションを参考にしつつ皮膚切除線を決定した.

局所再発に対する切除範囲の決定に,ICG蛍光造影法を用いた術中ナビゲーション手術は有用な手技である.

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© 2019 日本臨床外科学会
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