日本臨床外科学会雑誌
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症例
成形メッシュを用い腹腔鏡下Sugarbaker法を行った傍ストーマヘルニアの1例
天海 博之, 笹川 真一, 小出 義雄, 塚本 総一郎, 鎗田 努, 松原 久裕
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2023 年 84 巻 8 号 p. 1332-1337

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抄録

症例は60歳,Hartmann術後の男性.小児頭大の傍ストーマヘルニアに対しての手術目的で紹介された.手術は,腹腔鏡下Sugarbaker法を行った.ヘルニア門は8cmで,尾側は下腹壁動静脈にかかるため,腹膜剥離を必要とした.メッシュはSymbotexTM composite meshを折り返し,全体が18cm,折り返した部分が14cmに設定し,折り返し部位の癒着防止コラーゲンフィルムがストーマ腸管を覆うようにした.傍ストーマヘルニアの手術はSugarbaker法の再発率が低く有用と報告されているが,本邦ではSugarbaker法用のメッシュは現在市販されていない.代用としてSymbotexTM composite meshを成形して使用した報告があり,今回われわれも同様の方法を用いて修復を行った.メッシュの成形方法や術中の注意点を報告する.

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