鍼灸院を訪れる不妊症患者には、 何度病院で治療を受けても妊娠しない方が大勢いる。 鍼灸治療を続けていると、 採卵成績や精液検査の所見が改善し、 妊娠に繋がることがあり、 鍼灸治療は現代生殖医療を補完する可能性が示唆される。 今回のシンポジウムでは、 始めに最新の生殖医療の現状や問題点を生殖医療専門医に示して頂き、 その後、 実際病院で鍼灸を取り入れている鍼灸師や、 不妊症患者に寄り添うカウンセラーとして働く鍼灸師からチーム医療の実情をご報告頂いた。 今後、 鍼灸治療の特色を生かし、 生殖医療分野でどのように貢献するか、 皆様に考えて頂きたい。