抄録
はり, きゅう, あんま法を理療科療法の基礎療法としてとらえ, この見地より地域と職業を特定し, その動向を知り問題の所在を発堀する目的でアンケート調査を行った。
結果: 治効を認める者70~80%。理療科療法の適応症の主な誘因は仕事である。受療体験率に比し今後の治療要求率は高いが, 保健のための要求率に伸びがない。受療障害の第1位は受療費の高い自己負担率で, つぎが治療の内容や方法に不安があるとなっている。
今後の課題: (1) 受療費の自己負担額軽減の早期実現 (2) 理療科療法が除疲労, 健康増進の保健・予防医療として有用であることのPR (3) 産業医療としての理療科療法の確立。