全日本鍼灸学会雑誌
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良導絡測定に対する星状神経節低周波置針の影響
篠原 正明山内 教宏小田 博久上村 浩一佐藤 暢
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1983 年 33 巻 2 号 p. 162-168

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抄録

患者15名を対象として, 安静仰臥位, 右星状神経節刺針 (SG刺針), 更に右星状神経節ブロック (SGB) を行い, 良導絡の代表測定点24ヵ所の通電電流値をノイロメーターで測定し, 自律神経系への影響を調べた。
右上肢, 左上肢, 右下肢, 左下肢の平均電流値は, 安静20分間の後には前の値に比較して66~73%の範囲で, すべて有意に減少した。SG刺針30分後の平均電流値は, 安静仰臥位20分後の値に比較して, 109~117%の範囲ですべて有意に増加した。次に, SGB 20分後の平均電流値は, SG刺針後の値に比して, 82~91%の範囲ですべて有意に電流値の減少をみた。すなわち, 安静仰臥位とSGBは電流値を有意に低下させ, SG刺針は電流値を有意に上昇させることが判明した。

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