全日本鍼灸学会雑誌
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脈波の分析と東洋医学との対応 (その2)
石神 龍代黒野 保三堀 茂山田 耕堀田 健
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1984 年 33 巻 3 号 p. 266-271

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抄録
健康人53名の橈骨動脈に, トランスジューサーを接着し, それをミクロマニプレーターに装着して, 再現性のある脈波を誘導し, 2チャンネルポリグラフとデーターレコーダーに収録し, 電子計算機に入力してフーリエ解析を行い, 脈状診の検討をした。 その結果, 浮・沈・滑・〓・遅・数の6種類の脈状と考えられる脈波と虚証・実証の2タイプの脈波の特徴を定量的に表わすことができ, 六部定位の脈状診に対する一証拠を呈出し得た。鍼灸治療を行う基本として, 選穴, 刺鍼の深さ, ドーゼ等が治療効果を左右するとされてきた。したがって, 本研究により, 難解とされていた脈診法を解明するひとつのきっかけを見いだし得たものと思う。
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