抄録
症例報告: パトリックテスト, ニュートンテスト, 下肢伸展挙上テスト, 陰性, 腰椎棘突起の叩打痛なし, 椎間部の叩打痛, 圧痛なし, 椎間関節部付近の軽度での圧迫による圧痛あり, 疼痛は片側性, 前屈障害, 左側屈障害, 後屈障害があり, 右脊柱起立筋部の著明な圧痛, 筋緊張及び炎症などと, 動作時に起因する急性腰痛から考えると筋・筋膜性腰痛と推定した。経過観察には, 前屈障害による指床間距離 (初診時60cm, 4回目8cm), 左側屈障害による指床間距離 (初診時55cm, 3回目46cm) を用いた。治療は, 最も圧痛の著明な右気海兪付近及びその2cm内側, 右大腸兪付近及びその2cm内側にステンレス鍼, 90mm (3寸), 24号鍼 (5番鍼), 皮内鍼及び灸を用いて行った。