全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
Print ISSN : 0285-9955
ISSN-L : 0285-9955
腎兪穴刺鍼の腎機能に及ぼす影響に関する研究 (その2)
工藤 大作瀬沼 広幸堀口 正剛水沼 国男河窪 伸介北小路 博司矢野 忠行侍 寿紀金子 宏
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 40 巻 2 号 p. 213-218

詳細
抄録
腎兪穴刺激が腎糸球体濾過値に及ぼす影響について検討した。健康成人男子7名を対象とし, 対照群と腎兪穴刺激群の2群を設け, クレアチニン・クリアランス試験法による糸球体濾過値 (GFR) の測定を行ない, 2群の間で比較検討した。また, 尿量, 尿中物質 (Na, K, Cl, Cre, BUN, UA) および血中物質 (尿中物質と同じ) の変化についても検討した。その結果, GFR, 尿量, 尿中物質およびKを除く血中物質において, 両群の間に有意な変化を認めなかったが, 尿量は腎兪穴刺激群で増加傾向にあった。また, 血中Kは90分時に腎兪穴刺激群で有意な増加を認めた。
著者関連情報
© 公益社団法人 全日本鍼灸学会
前の記事 次の記事
feedback
Top