佐賀大学医学部麻酔・蘇生学
2015 年 35 巻 1 号 p. 130-137
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
カプノグラフィーは,換気のリアルタイムモニターとして有用である.さらに,カプノグラムの波形分析および動脈血-呼気終末炭酸ガス分圧の関係から換気量の妥当性や,換気血流不均衡,死腔換気などの病態を評価することが可能である.量カプノグラムでは死腔量を解剖学的死腔と肺胞死腔に分けて算出できる.非気管挿管患者にカプノグラフィーを換気モニターとして用いる場合は,低換気に伴うカプノグラムの異常パターンを正しく判別する必要がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら