日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第38回大会 シンポジウム ─日本の近代麻酔の夜明けと麻酔科医の社会的地位─
各科麻酔の功罪と麻酔科医の社会的地位
外 須美夫
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2019 年 39 巻 5 号 p. 592-596

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抄録

各科麻酔のレベルは標準化されにくく,麻酔法や麻酔知識もアップデートされているとは言いがたい.チーム医療の推進や医療安全の確保も不十分になりやすい.しかし,各科麻酔を解消するほどのマンパワーの量的確保ができない現状では,少なくとも質的確保を目指す努力が必要である.そのためのトレーニングや学びの場の提供,安全確保のための支援や緊急事態への即応的援助が麻酔科医の社会的地位の向上にもつながるだろう.一方で麻酔科医以外の各科医師が余剰的に麻酔を自らの収入の具に使っているような現実があるとしたら,それに対しては,学会レベルあるいは国レベルでの制度的規制を含め,なんらかの方法で対処することが求められる.

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© 2019 日本臨床麻酔学会
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