日本臨床細胞学会雑誌
Online ISSN : 1882-7233
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ISSN-L : 0387-1193
特集 <細胞診はどこまで組織所見を捉えられるか—細胞像から組織構造を掴む—>
泌尿器領域の細胞診における組織像の推測
—腎盂尿管カテーテル尿について—
三村 明弘高水 竜一古田 美知子谷川 直人佐久間 貴彦川野 潔大橋 博嗣
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2010 年 49 巻 4 号 p. 290-296

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抄録
腎盂・尿管癌から採取された腎盂尿管カテーテル尿の細胞像, 細胞所見から組織像を推測するための手段として, セルブロック法を用い, その有用な所見について検討をした. 腎盂・尿管癌例の 67%にセルブロックおよびマウントクイックセルブロック法が適用でき, 細胞診で観察した細胞像をそのまま組織像にし, 観察することが可能であった. 細胞像とセルブロック像を対比することで, 細胞像と組織像の相互の関連を理解しやすくなり精度の向上が望めると思われた.
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© 2010 公益社団法人 日本臨床細胞学会
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