日本臨床細胞学会雑誌
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原著
BD シュアパスTM法で高度扁平上皮内病変と評価した 250 例の hyperchromatic crowded cell groups の出現頻度と細胞診断上の意義
梅澤 敬梅森 宮加堀口 絢奈土屋 幸子春間 節子鷹橋 浩幸落合 和徳岡本 愛光沢辺 元司池上 雅博
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2018 年 57 巻 1 号 p. 13-18

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抄録

目的 : BD シュアパスTM法の HSIL で認められる, 3-D 状の hyperchromatic crowded cell groups (HCG) の出現頻度と細胞像, 生検組織診との一致率について検討した.

方法 : サーベックスブラシ®を用いて採取し, ブラシ先端を専用バイアルに回収し, BD シュアパスTM法の手順に従い標本を作製した. 本研究は慈恵医大倫理委員会より承認を受けた [22-189 (6366)].

成績 : BD シュアパスTM法で HSIL と評価した 250 例の平均年齢は 38.0 歳であった. 生検は 250 例中 206 例 (82.4%) で実施され, 良性 (10 例), CIN1 (43 例), CIN2 (99 例), CIN3 (47 例) および微小浸潤扁平上皮癌 (7 例), であった. HSIL での HCG の出現頻度は 69.3%であった. 生検との一致率は, 組織診が CIN2 以上で 74.3%, CIN1 以上で 95.1%であった.

結論 : BD シュアパスTM法の HSIL では, 核分裂像や apoptotic body を含む 3-D 状の HCG が高頻度であった. その HCG は HSIL 発見の手掛かりとして重要な細胞所見であると考えられた.

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© 2018 公益社団法人 日本臨床細胞学会
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