日本臨床細胞学会雑誌
Online ISSN : 1882-7233
Print ISSN : 0387-1193
ISSN-L : 0387-1193
肺癌細胞診における迅速染色法の検討
比佐 純孝森谷 浩史鈴木 茂毅渋谷 広子木村 和衛冨田 健松川 明
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 30 巻 3 号 p. 496-501

詳細
抄録

肺癌の細胞診断に適する迅速染色法を明らかにする目的でDiff-Quik染色, Cytocolor染色, Gi11-Shorr染色の3種の染色法を染色時問と染色性を中心に比較検討した.
1) 染色時間はDiff-Quik染色が約30秒と最も速く染色が完了した.
2) 所見の正確さはGill一Shorr染色が優れ陽i生率, 組織診との一致率, Papanicolaou染色所見との一致率において高い値を示した.
3) Diff-Quik染色とGil1-Shorr染色の同時進行が最も効率の良い方法と考えた.

著者関連情報
© 特定非営利活動法人 日本臨床細胞学会
前の記事 次の記事
feedback
Top