抄録
肺癌の細胞診断に適する迅速染色法を明らかにする目的でDiff-Quik染色, Cytocolor染色, Gi11-Shorr染色の3種の染色法を染色時問と染色性を中心に比較検討した.
1) 染色時間はDiff-Quik染色が約30秒と最も速く染色が完了した.
2) 所見の正確さはGill一Shorr染色が優れ陽i生率, 組織診との一致率, Papanicolaou染色所見との一致率において高い値を示した.
3) Diff-Quik染色とGil1-Shorr染色の同時進行が最も効率の良い方法と考えた.