日本臨床細胞学会雑誌
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保存尿の免疫細胞化学的検索によりデコイ細胞がポリオーマウイルス感染細胞と断定し得た1例
三宅 康之有安 早苗広川 満良椎名 義雄郡 秀一三宅 実甫子吉沢 梨津好
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1996 年 35 巻 2 号 p. 151-155

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抄録

保存尿の免疫細胞化学的検索により, デコイ細胞がポリオーマウイルス感染細胞と断定し得た1例を報告する. 症例は15歳, 女性で, 神経芽細胞腫の治療経過中に尿中にデコイ細胞が観察された. 後日, 尿沈渣保存液中に保存しておいたデコイ細胞の免疫細胞化学的検索にて, ポリオーマウイルス感染細胞であることが証明された. 尿沈渣を保存することの重要性とその活用について述べる.

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