日本臨床細胞学会雑誌
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Anaplastic large cell lymphomaに出現する核内細胞質封入体の診断的意義
佐藤 康晴梶原 忠雄和田 健一金子 千之藤原 恵
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2000 年 39 巻 3 号 p. 165-169

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抄録
目的: Anaplastic large cell lymphoma (ALCL) において, しばしば出現する核内細胞質封入体の診断的意義について検討した.
方法: ALCL (Tcelltype) 3例, Anaplastic large B-cell lymphoma (ALBCL) 7例, non-Hodgkin's lymphoma 133例 (B-ce11 1ymphoma 107例, T-cell lymphoma26例) およびHodgkin'sdisease15例の捺印細胞診標本をもちいて核内細胞質封入体について光顕的に観察した.
成積: 核内細胞質封入体はALCLでは3例中全例に認めたが, 対象とした他のリンパ系腫瘍では認めなかった.
結論: 核内細胞質封入体の存在はALCLを細胞学的に診断する上で重要な手がかりになりうると考えられた.
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