日本在宅救急医学会誌
Online ISSN : 2436-4738
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総説
COVID-19 訪問看護の今とこれから
山岸 暁美
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2021 年 5 巻 1 号 p. 17-23

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抄録

 緊急事態宣言が発出された7都府県に所在する477の訪問看護事業所から得た調査結果から、2020年4月時点:第1波の状況、および現場の課題と工夫、そして、今なおも共通して存在する課題を整理した。さらに、Withコロナ時代、訪問看護に期待される機能について、1)在宅療養者(外来通院者・施設入居者含む)の感染予防、急性憎悪・救急搬送の予防、2)ACP、共同意思決定、3)急性期治療を終えた方が元の生活に戻るサポート、4)新型コロナウイルス感染者の在宅療養支援、5)地域における感染対策の推進をあげ、その具体について論考した。

 このウイルスへの感染を予防するために、高齢の方や基礎疾患を抱える方は生活を大きく制限され、人とのつながりのなかに存在する「居場所」や「役割」、そして「生きがい」をも大きく侵蝕されている。日々の生活のなかで確実にかつ生活を侵食しないことを重視した実践知をもつ訪問看護師の地域に根差した活動が期待される。

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© 2021 一般社団法人日本在宅救急医学会
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