2021 年 5 巻 1 号 p. 13-16
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大がとまらない今、在宅医療の現場においても、その対応が求められている。新型コロナウイルスの検査・診療が、保健所から地域のかかりつけ医に委譲された現在(2020年10月以降)、在宅医療の現場でも、積極的にSARS-CoV-2のPolymerase Chain Reaction (PCR)検査を試行すべきと考える。在宅患者が、COVID-19が疑われるか、その濃厚接触者の疑いがある場合、在宅にて、PCR検査の検体採取を行うことを考慮すべきである。また、患者の住環境や検査の精度を鑑みて、咽頭拭い法と唾液法のどちらかを選択すべきと考える。