園芸学会雑誌
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キクの耐塩性
石田 明, 増井 正夫, 糠谷 明, 小倉 孝保
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1978 年 47 巻 3 号 p. 421-424

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抄録
砂耕及び土耕栽培における, キクの品種‘精興の花’の生育と開花に及ぼす種々の濃度の海水の影響を明らかにするため, 実験を行なった. 砂耕と土耕の開花個体の草たけと地上部生体重は, 海水のCl濃度250ppm以上で低下し, 開花は2000ppm以上で著しく遅れた. 塩害は砂耕では500ppmClで, 土耕では2000ppmClで,処理開始から64日後, 葉にみられ, 海水の濃度が高まるにつれて激しくなった. 塩害の程度は, 砂耕におけるよりも, 土耕において軽かった. 砂耕, 土耕ともに海水のCl濃度が高い場合, 葉のMg, Na, Cl含量は増加した. 実験終了時における土壌のCl, 置換性Mg, Na含量及びECは, 海水の濃度が高くなるにつれて増加した.
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