東京都立大学大学院工学研究科
1997 年 10 巻 4 号 p. 319-328
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本研究では,実際の降雨現象に近い状態で浸透能測定が可能な散水型浸透計を用いて土地利用別に測定した浸透能実測値を適用して,地形区分の異なる丘陵地部,台地部,低地部の3つの都市流域において洪水流出解析を行った.洪水流出モデルは,土地利用別に浸透能特性を考慮する有効降雨モデルと物理式による雨水流計算から構成される.解析の結果,散水型浸透計により得られる浸透能実測値を指標とした都市流域の洪水流出解析の妥当性と本モデルの実流域への適用可能性が示された.
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