水文・水資源学会誌
Online ISSN : 1349-2853
Print ISSN : 0915-1389
10 巻 , 4 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 石井 弓夫
    1997 年 10 巻 4 号 p. 297-298
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 早野 美智子, 矢橋 晨吾, 雨宮 悠
    1997 年 10 巻 4 号 p. 299-307
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
    都市公園内窪地広場に関する浸潤排水現象を解析するために, 土の不均一性を考慮した土壌水分諸特性の扱い方について検討した.体積含水率特性や飽和領域(Ψ>Ψe)の諸特性は, 土壌組成や土粒子密度が等しい試料では, 明らかに乾燥密度変化の影響をうける. 同じ試料からいくつかの乾燥密度の異なる試料を作成し, それらの保水特性・透水特性を求めた結果, 不飽和領域(Ψe>Ψ)においては両特性をともに乾燥密度変化の影響をうけない形で表現することができるということが事例的に示された. しかし, これらの関係をもとに諸特性を推定するために必要な適用境界点(Ψcr≒Ψe)を決定する際にいくつかの考慮すべき問題が残された.
  • 浅枝 隆, 藤野 毅, ヴタン カ, 足永 靖信
    1997 年 10 巻 4 号 p. 308-318
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    大気の流動モデルの手法にビルや森林キャノピーの影響を組み込み,街区スケール内の気温・風速分布を計算する数値モデルを作成した.モデルの検証として,さまざまなキャノピーの条件下で計算を行い,それぞれのキャノピー内外の微気象特性をよく表現した.特に,キャノピー内の地表面温度や,ビルの表面の分布特性は,建物や森林の密度に大きく依存し,従来の粗度による取り扱いでの分布と比べてより現実的な分布を得た.さらに,1つの地域を対象に計算を行い,モデルの精度の確認を行った.結果は概ね合理的なものであり,観測値ともよく一致した.本モデルは,これまで最も困難とされてきた数km程度のスケールの住宅地域,市街地の熱環境分布の予測を可能にし,様々な場所での利用が期待される.
  • 藤村 和正, 安藤 義久
    1997 年 10 巻 4 号 p. 319-328
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    本研究では,実際の降雨現象に近い状態で浸透能測定が可能な散水型浸透計を用いて土地利用別に測定した浸透能実測値を適用して,地形区分の異なる丘陵地部,台地部,低地部の3つの都市流域において洪水流出解析を行った.洪水流出モデルは,土地利用別に浸透能特性を考慮する有効降雨モデルと物理式による雨水流計算から構成される.解析の結果,散水型浸透計により得られる浸透能実測値を指標とした都市流域の洪水流出解析の妥当性と本モデルの実流域への適用可能性が示された.
  • 神田 学, 高柳 百合子, 横山 仁, 森脇 亮
    1997 年 10 巻 4 号 p. 329-336
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    1996年8月に銀座オフィス街において,都市上空の熱収支特性に関する観測を行った.渦相関法とシンチレーション法を併用した計測により,以下の結果を得た.1)銀座オフィス街での熱収支の実態を明らかにし,顕熱・潜熱・蓄熱が同程度の割合で寄与していることを明らかにした.2)都市は顕熱に匹敵する『人工的な潜熱』を出しており,原因として冷房による潜熱放出が有力な候補であることを示した.3)建物側面の窓などからの蓄熱量は無視できない大きさであり,休日の人工熱及び潜熱は平日より少なかった.4)シンチレーション法によるキャノピー上端の顕熱量は,渦相関法によるビル屋上の顕熱とほぼ一致し,ビル屋上での計測の代表性が確認された.4)都市キャノピーにおけるシンチロメータの利用に際しては,ゼロ面変位の算定が重要であることを示し,その決定手法を提案した.
  • 金子 大二郎, 日野 幹雄
    1997 年 10 巻 4 号 p. 337-348
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    Brutsaert(1979,1982)によって大気安定度を考慮に入れた補完法が最初に示唆されている.この考え方を用い,Parlange and Katul (1992)はBrutsaert (1982)が示唆した補完法により,圃場で気象条件を観測して実際に潜熱フラックスを推定している.一方,著者ら(1993)はKatul and Parlange (1992a, 1992b)とは独立に,リモートセンシングデータを用いモーニン・オブコフ相似則を適用して潜熱・顕熱フラックスを広域的に推定して来た.本論文では,リモートセンシングデータを用いた気温推定法(金子,1994)をこの補完法に取り入れることにより,実蒸発散量の平面分布を推定可能な分布型広域補完法を提案した.推定法の概要は次の通りである.Landsat TMから得られる地表面温度と気象台ルーチンデータを用い,まず大気境界層の接地層気温の平面分布を広域的に推定する.次に,補完法を構成するPenman蒸発位の式中の空気乾燥力項に,上述の気温の推定値を用いた.本論文で提案された方法により,流域スケールまたは圃場スケールの平均された実蒸発散量を得ていた従来の推定法は,広域的な分布型の補完法に拡張される.推定された実蒸発散量は,葉温飽差―相似則法(金子・日野,1994; Kaneko and Hino, 1996)の結果とほぼ一致し,両方法による推定結果の妥当性が相互に検証された.
  • 児島 利治, 宝 馨, 石黒 鉄治
    1997 年 10 巻 4 号 p. 349-359
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    本研究では,リモートセンシング画像の空間分解能の違いによって(1)植生指標(NDVI)がどのように変化するか,(2)NDVIに基づく月蒸発散量の推定値がどのように変化するかについて検討している.MTFを応用した低分解能化アルゴリズムを用い,分解能6.25mの航空機MSS画像から,16,30,50,80,250mの疑似画像を生成した.各疑似画像の分解能はADEOS/AVNIR, Landsat/TM, MOS-1/MESSR, Landsat/MSS, ADEOS-II/GLIの分解能にそれぞれ対応している.対象領域は,種々の土地被覆の混在する瀬戸・長久手地域を選択した.結果として,NDVIの領域平均値は,空間分解能を250mまで粗くしてもほとんど変化しなかった.一方,推定月蒸発散量の領域平均値は分解能6.25mで約48mm/month,分解能250mで約47mm/monthであった.標準偏差は,空間分解能が粗くなるにつれて徐々に小さくなった.また,森林・耕地・都市化域という分類に基づいて,森林がさらに都市化した場合に月蒸発散量に与える影響の評価を行っている.
  • 木平 英一, 楊 宗興, 八木 一行, 窪田 順平
    1997 年 10 巻 4 号 p. 360-366
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    降雨に伴う渓流水のNO3--N濃度とそのδ15N値の変動を測定し,渓流水のNO3--N濃度が変動するメカニズムについて検討した.渓流水のNO3--N濃度の変動は,流出量と正の相関が認められ,流出量の増減に対応していた.しかし,渓流水のNO3--N濃度上昇期と低下期で,δ15N値の変動が異なった.濃度上昇期において,渓流水のδ15N値は, 0.2‰から-1.4‰へわずかながら低下する傾向にあった.これは,降雨に伴い表層土壌中のNO3--Nが渓流へ流出する事によって説明される.一方,濃度低下期には,δ15N値は-1.2‰から6.0‰へ,NO3--N濃度の低下に対して指数関数的に増大した.この濃度低下期の渓流水のNO3--N濃度とδ15N値は,土壌中のNO3--Nの混合として説明することは困難であったが,土壌中で脱窒が進行する場合のレイリーの方程式と完全に一致した.したがって,流量低減期に渓流水のNO3--N濃度が低下したのは,降雨により形成された飽和帯内で,脱窒が起きたためと考えられる.
  • 近藤 昭彦
    1997 年 10 巻 4 号 p. 367-370
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 沖 大幹, 鼎信 次郎
    1997 年 10 巻 4 号 p. 371-374
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 恒松 浩, 柳屋 圭吾, 中津川 誠
    1997 年 10 巻 4 号 p. 375-385
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 西山 浩司
    1997 年 10 巻 4 号 p. 386
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 辻村 真貴
    1997 年 10 巻 4 号 p. 387
    発行日: 1997/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
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