水文・水資源学会誌
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確率曲線を用いたダム利水運用および計画の最適化(IV)
確率確保容量のダム計画への適用
許士 達広下田 明
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1998 年 11 巻 3 号 p. 229-239

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抄録
本研究における第I~III編において,ダム最適利水運用における確率確保容量の妥当性を示した.本論文ではそれらをもとに,最適利水運用と整合のとれたダム規模の決定への適用を妥当投資の考え方を導入して検討し,その結果確率確保容量の計画論での有用性が確認された.さらに本論文は重要な渇水被害軽減策である渇水対策ダムの最適運用と計画について解説を加えている.
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