愛媛大学大学院連合農学研究科
香川大学農学部
1995 年 8 巻 1 号 p. 49-56
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散水潅漑における浸透を近似的に推定するモデルを開発した.このモデルは散水量分布と初期土壌水分量分布の不均一性を考慮している.モデルは圃場実験結果で実証したのち,シミュレーションに用いた.その結果,土壌水分の均等性に及ぼす散水量の均等性の影響は供試土壌においては重要でないことが判った.また,散水量の均等性が85%以下の範囲では,散水量の均等性の増大に伴って深層損失が明確に低下することが判った.しかし,85%以上ではその効果はほとんど無い.
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