日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
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総説
サルコイドーシス病理診断におけるコンベックス走査式超音波気管支鏡ガイド下針生検(endobronchial ultrasonography guided transbronchial needle aspiration(EBUS-TBNA))の現状
北村 淳史滝口 裕一巽 浩一郎
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2015 年 35 巻 1 号 p. 27-30

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抄録
肺サルコイドーシスの病理学的診断には,transbronchial lung biopsy(TBLB)による確定診断とbronchoalveolar lavage(BAL) による活動性診断などが従来行われてきた. 近年endobronchial ultrasonography guided transbronchial needle aspiration(EBUS-TBNA)が開発され日常臨床に普及している.局所麻酔下でリアルタイムに気管支内腔から縦隔リンパ節を描出し穿刺する手技である.細胞診検体と同時に組織検体も採取可能であり,肺癌のリンパ節ステージングやサルコイドーシスの病理診断において多くの有用性が報告されている.縦隔リンパ節腫大をみとめるサルコイドーシスでのEBUS-TBNAの診断率は70-90%と報告され,従来のTBLBに比較し高率であり,侵襲度や診断率からEBUS-TBNAが診断アプローチとして第一選択になりつつある.しし,EBUS-TBNAがサルコイドーシス診断に頻用されることによる新たな課題もある.EBUS-TBNAを行えばBALやTBLBは省略可能か,細胞診検体のみでも確定診断は可能かなどである.以上のような実臨床に沿った疑問点やそれに対する最新のエビデンスについて概説する.
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© 2015 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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